お気に入りの中古車を見つけ、いざ購入!
という段階で、はたして納車までの日数はどのくらいなの?と疑問がわいてきたことはありませんか?
こちらとしては出来るだけ早くほしいのだけれど、中古車の一般的な納期感とはいったいどのくらいなのでしょう。新車であれば、注文してからメーカーの製造ラインにのることが多いので、納車まで日数がかかることも何となくイメージできます。
しかし中古車の場合は、もう目の前にクルマがあるのです。なんだかすぐにでも乗れるような気がしてきますよね。そこでこの記事では、中古車が納車されるまでの納期やおおよその流れについてご紹介していきます。初心者の方でもわかるようシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
納車までは2週間。まずはこれが基本形だと思っていただくと理解しやすいです。
そのうえで、1台1台特徴がちがう中古車の状況に応じて、日をたしたり引いたりしていきます。
中古車が納車されるまでの日数は2週間ていど
この2週間のあいだに、販売店はクルマを納車する準備をします。
クルマの名義をあなたのものに変えたり、車両の点検や整備をおこなったりするのです。
それでは実際に契約してから納車されるまでの流れをかんたんに追ってみましょう。
クルマを決める
↓
契約をする
↓
手続きするための書類を集める(印鑑証明など)
↓
管轄の警察に車庫証明をだす
↓
車庫証明をとる(地域によって異なり2日~7日くらい)
↓
陸運局で名義の登録手続きをする
↓
あなたの名義になる
↓
納車
ざっくりこのような流れでスケジュールを進めていきます。
必要書類をとるための役所、車庫証明を取得するための警察署、登録するための陸運局、これらの行政機関は窓口が平日のみ受け付けています。そのため、土日や祝日をはさんでしまうと、そのぶん日数がかさんでしまうので注意しましょう。
また、書類関係で動いているあいだに、販売店では、車両のチェックや付属品などの取り付け、車内の清掃などを並行して行います。いかがでしょうか。なるほど確かにこの流れでいくと、だいたい2週間ほどかかりそうなイメージがわいてきませんか。
メモ スムーズにすすめるポイント
契約時にスケジュールの一連の流れを、販売店から説明されます。
このときに、誰がいつごろ動けるか、というところまですり合わせておくと、スムーズに滞りなく納車までいきやすいです。
デキる販売店であれば、こういったところまで落とし込んで、円滑にスケジュール感を共有していきます。
意外とネックになるのが車庫証明かもしれません。
車庫証明の手続きは、管轄の警察署で行うのですが、窓口で申請してその場で出来上がり!というわけにはいかないのです。
取得日数は地域によって異なります。申請して翌々日に取得することができる地域もあれば(中一日といいます)、申請から1週間たたないとあがってこない地域もあります。車庫証明がないと、陸運局での登録手続きはできません。
そのため、どれくらいの日数がかかるかによって、納車日の日程を考慮する必要があるでしょう。ちなみに車庫証明を取得するために、揃えなくてはならない書類もあります。(駐車場の管理人の許可書類や周辺の地図など)
管理人の大家さんが出張で不在していて印がしばらくもらえない、などはよくある話しなので気をつけましょう。
そのほかに中古車の特性によって、納車日が早まったり遅れたりするものがあります。
以下にかんたんに挙げていきます。
軽自動車は比較的早い
軽自動車は車庫証明のしくみがシンプルです。場所によっては必要のない地域もありますので、そのぶん車庫証明にとられる日数を縮められます。
登録にかかわる書類もかんたんなので、普通車に比べると納車までの間隔は短いでしょう。
遠方でクルマを購入した
遠方にある販売店で購入し、自宅まで納車をたのむと納車日が希望にかなわないことがあります。
往復1日がかりで納車するのであれば、販売店スタッフ一人が一日まるまる体をあける必要があるからです。
車検が切れている
車検がきれている車両は、名義変更だけでなく車検を通さなければなりません。
そのための作業や準備にあてる時間を、多めにとって調整します。
月末や年度末は販売店が多忙なタイミングです。
この時期に重なってしまう場合は、納車日に余裕をもたせてください。販売店が大手だろうと、スタッフが数人でやっている中古車屋であろうと条件は一緒です。
大きい店舗はスタッフも多いですが、そのぶんクルマも売れるためやはり忙しいです。小規模店舗もしかりで、スタッフが数人であるため、繁忙期はてんやわんやです。
この時期にタイトなスケジュールを組むと、おもわぬトラブルを招くこともあります。(納車前の洗車が雑になる、点検整備を簡単にすませるなど)無理な要望は通さずに、よく話しあって決めましょう。繁忙期にタイトな納車スケジュールはさける
購入したクルマにナビやETCをつけたり、社外のアルミホイールを装着したり、あるいはボディーコーティングをしたりと、いろいろカスタマイズするケースもあるでしょう。
この作業は販売店でおこなう場合もあれば、そこから外注先の業者に依頼する場合もあります。
とくに繁忙期などは、外注先の業者も同様に忙しいですから、期日までに間に合わないことも無いとは言えません。たとえ販売店側に落ち度がなくても、連携している周囲の遅れから、納車がズレこむことも考えられます。
購入した車両に何かしら手を加える場合は、このような可能性も視野にいれておくと、気持ちの面でも慌てず対処しやすくなります。繁忙期にカスタマイズなどを依頼しているときは、余裕をもってスケジュールを組みましょう。
納車日のスケジュールを組むときに、大安や友引など六曜を気にする方もいらっしゃるかもしれませんね。
最終的に納車日をきめるときに、六曜の確認をすすめる販売店も多いです。あとあと後悔しないためにも、気になる方はぜひ目を通しておきましょう。
六曜(ろくよう)とは
六曜とは暦注の一つで先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6種の陽がある。日本では暦の中でも有名な暦注の一つで一般のカレンダーや手帳に記載されていることが多い。
今日の日本においても影響力があり、”結婚式は大安がよい”、”葬式は友引を避ける”など主に冠婚葬祭の儀式と結びついて使用される。
Wikipedia 『六曜』より
ちなみに大安の土日祝日は、新車、中古車にかぎらず納車が重なることが多いので気に留めておきましょう。
前章で六曜のご紹介をしましたが、あわせてクルマの交通安全祈願を受けるべきか、迷う方も多いようです。クルマのお祓いは寺社で受けることができます。納車されたその日のうちに足を運ぶ人もいれば、納車後の早い段階で行く人もいます。
行く行かない、どちらが正解というものはなく、気になるなら行った方がいいし、気にならないのなら特に行かなくてもよいでしょう。
いかがでしたか。中古車を購入してから納車されるまでの流れをお伝えしてきました。
記事タイトルに『3日で納車できますか?』と名打ちましたが、実際にはいささか難しいこともお分かりいただけたと思います。
ただし物理的にはできなくもないです。販売店があなたのためだけに動いてくれるのであれば、という条件つきですが。現実的にはやはり、2週間前後みておくのが普通です。
しっかり余裕をもって段取りをくめば、販売店もあなたが購入したクルマをしっかりと準備してくれるでしょう。それではぜひこの記事を参考にしていただき、お互いに気持ちの良い取引をしてみてくださいね!
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