車を処分しようと考えたとき、廃車買取業者に思うことは何ですか?
・無数にある業者の中から、ベストな売り先を見つけるのが大変。
・愛車や自分の情報を何度も伝えるのが面倒。
・査定額と諸経費の中身が曖昧そうで不安。
・検討中だと言っても、何度もしつこく連絡してきそうでイヤ。
など
愛車を手放すには、何かと手間がかかるのでは!?
こう思ってしまっても仕方ありません。
買い替えを検討していて、今乗っている愛車の手放すのであれば、次の車を購入する販売店(ディーラー)に下取りをお願いしてしまえば、とっても簡単で手間のかかる面倒なことは、お店の人がやってくれます。手放すために最低限必要な書類は自分で揃えなければなりませんがそれ以外のことは、出来ればすべて業者にお任せしたいところです。
また日本中に星の数ほどある業者の中から、信頼してお願いできる業者を短期間で選定
することは、かなりの時間と労力がかかります。
では、どのような業者にお願いすることで、簡単、手間いらずで車を処分(廃車)する
ことが出来るのでしょうか。この記事では、車を手間なく簡単に処分するベストな方法、その他の処分方法、戻って戻ってくるお金をキッチリと受け取る方法と注意点をご紹介します。
目次
車を手放すだけでは処分したことにはならないことをご存知でしょうか。
廃車は手続きがすべて終わったところで、処分が完了したことになります。
処分する為の手続きのことを廃車するといいます。
車がどのような状態の時に、処分しようかな?と考えるでしょうか。
・走行距離が10万km超え、10年以上乗り続けた ・買い替え時に査定して貰ったが買取金額が付かなかった ・車検が切れていた ・老朽化による故障、交通事故、雹害(ひょうがい)や水没などの天災に逢って |
廃車する方法としては、車を一時的に使用停止にする『一時抹消』と
車を永久的に使用できないようにする『永久抹消』と二種類あります。
普通自動車は各地にある陸運支局(車検場)で、軽自動車は軽自動車検査協会で
廃車手続きを行うことが出来ます。
車を処分しようと考えた時、まずは購入した新車、中古車販売店(ディーラー)
などの馴染みのあるお店に相談するのが一般的でしょう。
しかし買取金額もつかず、廃車手数料などの諸費用を思った以上に取られたりと
想定外の結果を目の当たりにして、ショックを受けるかもしれません。
また、気心知れている相手だけに、買い替えもしないのに車の処分だけお願いする
ことにも気が引けてしまうものですよね。
自動車ディーラーに頼むと廃車手数料がかかる
自分で廃車手続きすることを考えてみるとどうでしょうか。
手続きに掛かる費用は最低限にすみますが、煩雑な手続きに悩まされたり、
陸運支局の窓口が開いているのは平日の日中のみなので、その為に時間を割くことに
なったり、廃車手続き後に車を引き取り業者に運ぶにも疲れてしまうでしょう。
自分で動くと意外と大変
廃車して処分するのに、精神的にも肉体的に負担なく、手間もかからず、簡単に
廃車する方法を次の章でご紹介します。
ズバリ、ベストは方法とは
お住まいの地域にある廃車買取を専門にしている業者に依頼して
処分(廃車)手続きを代行して貰い、すべて任せることです。
更に次の4つのポイントをクリアした廃車買取専門業者に依頼しましょう。
ポイント① ポイント② ポイント③ ポイント④ |
解りにくくあいまいな説明や横柄な対応をする業者では必ずトラブルが起きますし、
そもそも不安が残り、すべてを任せることはできません。後々の金銭トラブルも避けたいものです。戻ってくるお金と買取金額を混ぜて伝えてくる業者は避けましょう。
全て無料と、うたっていても処分(廃車)費用として後日請求してくる業者もあります。
本当に全て無料かどうかも納得するまで確認することをお勧めします。
廃車手続きが完了し、条件を満たすと『自動車税』の残り期間分のお金が戻ってきます。
詳しくは4章でご紹介します。また、処分方法として、スクラップ(解体)してしまいがちですが、まだまだ現役で元気に走る車も少なくありません。
セカンドライフをリユースカーとして演出してくれる廃車買取業者を選ぶことも、大切に
してきた車の旅立ちを考えると重要なことといえるでしょう。
前途述べた方法の他に4つの方法をご紹介します。
二度と公道を走れないよう、解体の免許を持った専門の業者に使用済み車両として廃車(永久抹消)登録の手続きと車の分解をして貰います。
使える部品は外して再利用(リサイクル)したり、他の製品の素材として再資源化します。
解体して貰い、一定の条件を満たすと自動車税の他に自動車重量税、自賠責保険の未使用期間分が戻ってきます。
車を買い替えるときは、気心知れた販売店(ディーラー)へ下取りに出すという方も多いと思います。車の買い替えと同時に、下取りして貰う方が手間が省けてラクですよね。
特に人気車種や高年式、低走行の車であれば、高い金額で下取りして貰えることもあります。
しかし、乗り換える車と異なるメーカーの車や低年式、過走行の車には、たいした下取り金額は付かず査定額は0円、処分(廃車)手数料数万円を取られることもあります。
処分(廃車)だけを依頼すると、廃車に掛かる全ての費用を請求されることもあります。
もともとディーラーは車を販売することがメインの仕事ですので、買い替えずに処分(廃車)手続きだけをお願いするとなると、気心知れてるがゆえに、何だか後ろめたい気持ちと、乗り換えないと伝えても、しつこくセールスされるのも面倒と思う気持ちが湧いてきて、頼みづらくなるでしょう。快く廃車手続きだけを引き受けてくれるディーラーもありますので、まずは相談されることをお勧めします。
買取専門業者を介さず友人、知人に売るのですから、その分気持ちよく処分できるかもしれません。手続きもそれほど面倒なこともなく、必要書類を準備して陸運支局で名義変更を行えば完了です。
ただし、お互い充分に納得して譲ったにも関わらず、のちのちトラブルが起きてしまってはどうでしょう。大切な友人関係にヒビが入ってしまうこともよく耳にする話ですので気をつけましょう。
今ではヤフオクなどのオークションサイトやメルカリ、ジモティなどのフリマサイトで簡単に個人売買を行うことができ、沢山入札されたり、高値で落札される事もあります。
しかし、代金未払いや落札後のドタキャン、引き渡し後のクレームなど個人売買が故のトラブルも後を絶ちません。車のオークションサイトへの出品をプロにお願いすることも出来ます。大抵は出品から買い手とのやり取りまですべて行ってくれるので、トラブルは回避出来そうです。落札されると、落札金額から手数料が引かれて、指定口座へ入金されます。
出品する車が人気車種であれば、競って金額も釣り上がるかもしれませんが、競らないような車の場合は、最低額で落札される可能性もあり、買取業者が提示していた買取金額を大幅に下回ってしまうこともありますので気を付けましょう。
廃車手続きをする為に需要なこととは、金銭面(査定金額、還付金額、手続き諸費用、)と手続き面(面倒でないかどうか)をトータル的に見て判断することです。
それは大切に乗ってきた車にとって最良な方法を見つけてあげることにもなります。まずは廃車の手続き方法によって戻ってくる内容がことなります。
|
手続き方法 |
自動車税 |
自動車重量税 |
自賠責保険 |
リユース |
一時抹消登録 |
〇 |
× |
× |
スクラップ |
永久抹消登録 |
〇 |
〇 |
〇 |
廃車手続き後、一定の条件をクリアすると、自動車税、自動車重量税、自賠責保険の残り期間分が戻ってきます。一見、解体して貰った方が、自動車重量税、自賠責保険の残り期間分の還付金を多く受け取れるように見えますが、実際はそうとも言いかねます。
自賠責保険は車検の残り期間に相応して還付されるものですし、自動車重量税は車検の残り期間と車両重量によって還付金額に幅があります。どちらも還付金を受け取るまでに数か月かかりますし、当然車検が無ければ、どちらも戻りはありません。
車検の残り期間が十分にあったとしても、廃車手続き上、何かしらの諸費用がかかり、還付金額以上の出費となり、自動車税の還付金さえも減ってしまうかもしれないので、仮に査定額が付いたとしても、損した気分になってしまいます。
ですので、無下に解体するよりも、リユースカーとしてネクストステージで再活躍できる道を選択することも大切にしてきた車にとっては素晴らしい門出となる可能性もありますトータルで判断する為にも、受け取れるお金の事をキッチリと知っておく必要があります。
注意点と共にご紹介します。
自動車税、自動車重量税、自賠責保険、自動車任意保険の解約は全て月末締め、月割りでの計算となりますので、手続きも月内に完了しないと、1ヶ月分受け取る金額が減って損してしまいます。月末近くに引き渡しを予定される場合は、業者それぞれの締日を設定していることもあります。廃車手続きをお願いする業者の手違いで手続き処理が月末をまたいだ場合の補償も含めて、しっかりと確認しましょう。
自動車税、自動車重量税、自賠責保険、それぞれにまつわる注意点をまとめました。
ご紹介します。
以下の条件の時は、戻ってくるお金はなく、下手をすると、余計な支払いが発生して損することがありあます。ご注意ください。
① 軽自動車に還付金はありません 軽自動車税は7,200円と普通自動車に比べて低く、返金して貰えない制度となっております。 ② 1ヶ月以上の有効期間がないとお金は戻ってこない 自動車税は4月1日から3月末日までの1年間を有効期間とします。 ③ 3月中に手続きが完了せず月をまたぐと翌年分の納税が届きます。 手続きが3月の年度末をまたぐと、手続き完了となったはずの次年度の自動車税納付書が ④ 地方税(住民税など)未納の場合、還付金から差し引かれます。 有効期間で残り期間のお金があったとしても、地方税の未納分に回されてしまうので、お金が ⑤ 『還付通知書』が届かないと、戻ってくるお金を受け取れない。 通常、戻ってくるお金を受け取る為に必要な『還付通知書』は、印鑑証明書に記載のある住所に |
解体作業完了した翌月からの車検の残り期間と車両重量から月割りで算出された
お金が戻ってきます。以下の点に注意してください。
① 保険の有効期間が1ヶ月以上ないとお金は戻ってこない 有効期間残り1ヶ月と最終月に入っているので戻ってくることはありません。 ② 解体されないと戻ってこない 自賠責保険の未使用期間分の還付を希望するときは、自動車重量税の時と同様に ③ 廃車手続きが完了しても、保険の解約は自動的にされない 自動車重量税と違い、解体完了後、自身で各保険会社に返金手続きの申請をする必要があります。 |
廃車手続きが完了し、各保険会社へ返金手続きの申請した日の翌月から契約満了月までの
月割りで算出されたお金が戻ってきます。以下の点に注意してください。
① 保険の有効期間が1ヶ月以上ないとお金は戻ってこない 有効期間残り1ヶ月と最終月に入っているので戻ってくることはありません。 ② 解体されないと戻ってこない 自賠責保険の未使用期間分の還付を希望するときは、自動車重量税の時と同様に ③ 廃車手続きが完了しても、保険の解約は自動的にされない 自動車重量税と違い、解体完了後、自身で各保険会社に返金手続きの申請をする必要があります。 |
いずれも、少し手間が掛かり面倒と思われるかもしれませんが、少しでも早く手続きを済ませればその分戻ってくる金額を減らさずに済みますので、早め早めに対処してください。
4つ挙げた車を処分する方法のうち、手間もかからず楽に処分できるベストな方法は
廃車買取専門業者に依頼することです。また処分後に戻ってくるお金がありますが、注意しないと減額したり、受け取れない事もあります。
『ここなら任せられるかな?』と思える数社から見積書を受け取り、金額面(査定金額、還付金額、廃車諸費用)や手続き面(面倒でないこと)を総合的に判断しましょう。
その先には信頼できる業者、親切丁寧に対応してくれる業者が必ず見つかります。
何より、大切にしてきた車が喜んでくれる方法を選択する為にも是非ご参考ください。
廃車をするにあたって最初の一歩は『あなたの愛車の価格を知る』ことです。
おもいでガレージの問合せフォームから査定依頼をすると、あたなの愛車の価格がかんたんにわかります。廃車査定は現車を見せる必要がないのが特徴で、その場にいながら手軽に金額を知ることができるのです。
まずはお気軽に査定額を調べることから始めてみましょう!
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