車に乗らない場合や修理に費用がかかる場合は、車を処分することになります。
車の処分には廃車と買取の2つの選択肢がありますが、解体処理して廃車の手続きをする場合と、中古車販売業者などに買取に出すのではどちらがお得なのでしょうか。今回は廃車費用の料金相場とともに、廃車の買取についてもご紹介します。
目次
廃車手続きは、正式には抹消登録といわれ、「永久抹消登録」と「一時抹消登録」があります。登録自動車(小型・普通・大型特殊自動車)は陸運局や陸運事務所、軽自動車は軽自動車検査協会で手続きを行います。
車両を解体処分する場合は、永久抹消登録(軽自動車の場合は「解体返納」)を行います。
解体を行った日を報告するため、解体終了後15日以内に手続きを行ってください。
永久抹消登録を行う場合の提出物は、ナンバープレート(2枚)、自動車検査証(車検証)、所有者の印鑑証明書(軽自動車の場合は不要)、解体報告記録日・解体に関わる移動報告番号(自動車リサイクル券に記載)、手数料納付書、永久抹消登録申請書(解体届出書)、自動車税・自動車取得税申告書が必要です。業者に依頼する場合は、委任状も用意しましょう。
一時抹消登録(軽自動車の場合は「自動車検査証返納届」)は、長期の出張や入院などにより長期間自動車の使用を一時中止するための手続きで、再登録すればまた公道を走れます。盗難の場合も一時抹消登録が可能ですが、盗難届等の証明書が必要です。
必要な提出物は、ナンバープレート(2枚)、自動車検査証(車検証)、印鑑証明書、抹消登録申請書です。一時抹消登録後、車両を解体する場合には解体届の手続き、再使用する場合は中古新規登録を行います。
永久抹消登録の廃車にかかる費用は、主に運搬代と解体のための経費です。解体費用は、車種や車の状態、業者によって金額が異なります。
主な費用は以下の通りです。
これらをディーラーなどの業者に頼んだ場合の料金相場は、1~3万円程度といわれています。なお、陸運局での永久抹消登録には申請手数料はかかりませんが、業者に廃車手続きの代行を頼んだ場合には業者に手数料を払います。
解体業者で廃車手続きまでを一貫して行ってくれる業者もあり、その場合は解体費用とは別に4,000~8,000円程度の手数料が必要です。
このように廃車手続きをする場合には、通常数万円の費用がかかります。また、陸運局で抹消登録手続きをする場合、土日祝日は休みのため平日の受付時間内(午後4時まで)に行くことが必要です。
手間も時間もかかる廃車以外の手続きとして、車の買取という選択肢を検討してはいかがでしょうか。古くてとても乗れない状態の車でも、使える部品をリサイクルし、車体を鉄やアルミの資源として再利用するため買取価格がつくことがあります。
もちろん、乗れる状態であれば買取価格は上がります。
廃車にする場合は費用が発生しますが、廃車にせず買取に出すことにより、むしろ手元にお金が入ります。廃車を確定する前に買取も検討してみましょう。
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車を処分する際は、廃車にするか、買取に出すのか、自分で解体業者に持ち込める状態か、陸運局での手続きに行けるかなどを検討することが必要です。まずはどの選択肢が自分にあっているか、十分に検討してください。
また、廃車にするにはしのびないけど、古くて査定価格がつかなくて困っているということもあるかもしれません。そのような場合は、廃車買取おもいでガレージのような一律料金で車の買取を行っているところに相談することも1つの方法です。納得できるかたちで愛車を手放しましょう。
廃車をするにあたって最初の一歩は『あなたの愛車の価格を知る』ことです。
おもいでガレージの問合せフォームから査定依頼をすると、あたなの愛車の価格がかんたんにわかります。廃車査定は現車を見せる必要がないのが特徴で、その場にいながら手軽に金額を知ることができるのです。
まずはお気軽に査定額を調べることから始めてみましょう!
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