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バッテリー上がり!【緊急】急いでます!最初に何をするべき!?

バッテリー
公開日: 2017.02.08 / 最終更新日: 2023.02.17

『え! うそ!? エンジンかからない!!』

 

バッテリーが上がって困っている方、慌てている方、とりあえず何をどうすればいいのか、まさに今スマホを片手に検索をしているところかもしれませんね。そんな切羽詰まったあなたのために、知識や対策はさておき不測の事態に何をすればいいのか、をお伝えしたいと思います。

 

その後、応急処置を終え一息つけたら、なぜバッテリーが上がってしまったのかその原因や、これからの対策をご紹介します。

 

今後二度とこのようなトラブルが起きないためにも、ぜひ最後までお読み頂き参考にしていただければと思います。

 

 

緊急時は5つの方法から選ぶ

バッテリーが上がったら、おおよそこの5つの方法から選ぶことになるでしょう。

 

 JAFをよぶ

 加入している自動車保険のロードサービスをよぶ

 ブースターケーブルでつなぐ

 小型ジャンプスターターでつなぐ

 自動車ディーラーや整備工場にたのむ

 

ただし、全ての選択肢を持てることは極めて稀で、あなたが持っているアイテムによりできることは変わります。

一つ一つ見ていきますので、あなたにとって一番最適な方法を選んでみてください。

 

JAFをよぶ

JAFをよぶ

 

車のことがよくわからず専門家に頼みたいのであれば、JAFに連絡しましょう。確実にバッテリー交換やトラブルのアドバイスをしてくれますので安心です。ただし会員か非会員かで料金がかわるので注意しましょう。

 

【バッテリー上がり JAF料金表(一般道 昼間)】

  JAF会員 非会員
基本料 無料 8230円
作業料 無料 4650円
合計 無料 12880円
部品代

バッテリー交換時のバッテリー代金は実費です

また高速道路のサービスエリアなどでは、若干料金が変わります。

 

 

 【バッテリー上がり JAF料金表(高速道路PA内 昼間)】

  JAF会員 非会員
基本料 無料 10290円
作業料 無料 4650円
合計 無料 14940円
部品代

バッテリー交換時のバッテリー代金は実費です

※非会員の夜間依頼(20時~8時)は+2000円程度、ほか高速道路使用料などが追加されます。

 

JAFの会員であれば、部品代以外はかかりません。あとは時間との相談になります。連絡をしてから、駆けつけてくれるまでの所要時間は2~3時間はみておいたほうがいいでしょう。もちろん、その時の交通事情や、トラブル案件の数にもよりますので、これより早まることも遅れることあります。

 

一方、非会員の場合は10000円を超える出費になります。これが夜間ですとさらに追加料金がかかりますので、よく考えてから判断しましょう。

 

ちなみにJAF会員カードはこのようなものです。

【JAFカード 見本】

JAFカード見本

 

JAFに加入したか記憶が定かでない場合は、一度車検証入れやお財布の中を探してみましょう。

 

JAFロードサービス  

電話番号 0570-00-8139

全国共通・年中無休・24時間

 

JAFのもう一つのメリットは、万が一バッテリートラブルでは無かったときにも適切に対応してくれることです。エンジンがかからないと、安易にバッテリー上がりだと決めつけてしまいがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。そんなときでも豊富な知識と技術で、親身に対応しれくれますから頼もしいかぎりですね。

 

■コラム JAFとは

 

JAFとは、ドライバーの権益を保護することを目的に設立された、自動車に関する様々な業務を行う団体です。 一般的には、ロードサービスで知られています。

年中無休・24時間・全国ネットで、ロードサービスを提供しており、 「バッテリー上がり」や「キー閉じこみ」などのトラブルの際、会員はほとんどの場合で無料です。

 

利用回数の制限はなく、自宅駐車場や公共駐車場など路上以外の場所へも駆けつけます(部品代・燃料油脂代等の実費、15km以上のけん引、会員無料の範囲を超える作業などの場合は料金を頂戴します。) また、高速道路上のロードサービスでは、道路管理者等への安全対策の要請やJAF自ら後方警戒車両を配備するなど、作業の安全確保に努めています。

 

 

 

加入している自動車保険のロードサービスをよぶ

最近は顧客サービスとして、各種のロードサービスを提供する自動車保険会社が増えてきました。自動車保険は自賠責保険とは異なり、任意保険といわれているものです。

 

 自動車保険の提供するサービスの一つにロードサービスがある!

 

ご契約の内容によって、サービス内容が変わりますので、ご自分が加入している保険を確認してみましょう。バッテリー上がりに対するサービスもたいがいは付いている場合が多いです。ほとんど無料でかけつけてくれますから大変便利です。

 

またロードサービスを利用して、保険等級が下がることもありません(ご加入の保険会社に確認しましょう。)またこの機会に、付帯されているロードサービスを確認するといいでしょう。忘れていたお得なサービスがあるかもしれません。

連絡先は自動車保険の証券に記載されています。

 

 

ブースターケーブルでつなぐ

自分で何とかしようとしたときに、パッと頭に浮かぶのがこの方法でしょう。

 

【ブースターケーブル】

バッテリーケーブル

 

ただし、ブースターケーブルはクルマとクルマをつなぐものです。もう一台所有しているクルマがあるか、あるいは近くに知人がいて出動してもらうかしないと成立しない方法です。この救援車を見つけるというのが、突然のトラブルの場合ハードルが高いかもしれません。

 

また作業自体はそこまで難しくはないのですが、ある程度の知識は必要です。大きな電流を扱いますので、誤った扱いをすると感電やヤケド、火災の危険もあります。正しく扱った場合でもケーブル自体に劣化や損傷がれば同様のリスクがうまれますので、特に慣れない方は注意が必要でしょう。

 

 

【ブースターケーブルのつなぎ方】

 

 まず(あれば)軍手をつける

 ボンネットを開けてバッテリーの位置を確認

  ケーブルをつなげる順番が重要!

 ブースターケーブルの赤を故障車のバッテリーの”+”端子につなぐ

 赤の反対側を救援車の”+”端子につなぐ

 黒いブースターケーブルを救援車の”-”端子につなぐ

 黒の反対側を故障車の金属部分につなぐ

  ケーブルの接続OK

 救援車のエンジンをかける

 しばらく(2~3分)充電

 故障車のエンジンをかける

  バッテリー復活!

 

【ブースターケーブルのはずし方】

 

 故障車の”-”端子からブースターケーブルをはずす

 救援車の”-”端子からブースターケーブルをはずす

 故障車の”+”端子からブースターケーブルをはずす

 救援車の”+”端子からブースターケーブルをはずす

※ケーブルの金属のクランプ部分を接触させたり、クルマのボディに触れないようにしましょう。ショートします。

 

 

また、JAFの動画がわかりやすいので参考にしてみてください。

 

 

小型ジャンプスターターでつなぐ

このアイテムを持っていれば5つの方法の中で1番ベストの選択です。かんたんに言うと携帯用の小型充電器で、つなぐだけでバッチリ簡単にエンジンがかかるものです。
もしクルマに積んであるなら、わざわざJAFやロードサービスをよぶ必要はありません。すぐにジャンプスターターをつなぎましょう。時間も費用も節約できます

 

バッテリー1-4

 

車業界ではかなり浸透してきているトレンドなのですが、一般の方にはまだ見慣れないものかもしれません。コンパクトで場所をとらず、値段も5000円から10000円くらいで手に入りますから、これを機会にご検討してみてはいかがでしょうか。これからのカーライフのおともに、心強い味方になると思います。

 

 

 

自動車ディーラーや整備工場にたのむ

クルマのトラブル時はディーラーの担当営業さんに聞く、という方も多いでしょう。顔も知っているし、話もしやすいことから真っ先に浮かんでくる方法かもしれませんね。

 

もし運がよければ無料で助けに来てくれることもあるようです。ただし懇意にしている担当さんがいない場合は、ほぼ正規の金額を請求されます。依頼先によって料金は前後しますが、一応聞くだけ聞いてみるのもいいかもしれません。

また、自宅付近ならまだしも、お出かけ先など遠方の場合は、相応の料金がかかることもあるのでよく確認しましょう。

 

 

なぜバッテリーが上がったのか?

バッテリー2-1

 

バッテリー上がりの原因

バッテリーが上がる原因はいくつか考えられます。最も多いのがライトや室内灯のつけっぱなしです。よくショッピングセンターの駐車場で、ライトを点灯したままのクルマを見かけませんか?あの状態です。またエンジン停止中にエアコンやオーディオなどを使用しても、電力は大きく消費されます。

 

バッテリーはクルマを走らせることにより充電されるのですが、クルマを止めた状態で電装品をつかうと、充電されずに電気がどんどん使われていきます。そして最終的に電力の残量が底をついてバッテリーが上がるのです。

 

また長期間クルマに乗らない状態でもバッテリーは上がってしまいます。これはバッテリー自体が自然放電をしてしまい、少しづつ電気を放出しているからです。

 

【バッテリー上がりの主な原因】

 

ライトや室内灯のつけっぱなし

半ドアのまま放置

エンジンを止めた状態でオーディオをきく

エンジンを止めた状態でエアコンをつける

何か月もエンジンをかけない

近場をちょこちょこ乗り

バッテリーの寿命(2~3年)

夏や冬に連続使用

 

このような原因によってバッテリーは上がってしまいます。またバッテリー自体にも寿命があり、永遠に充電ができるわけではないので覚えておきましょう。普通に運転していても、寿命は2~3年が一般的です。

 

バッテリーはドライバーの運転の仕方やクルマを取り巻く環境から、さまざまな負荷がかかっていきます。夜間走行が多かったり、渋滞を走ることが多い方はヘッドライトやブレーキランプを多用してしまいます。その結果、消費量が充電量を超えてしまいやすく、バッテリーが慢性的に弱くなります。他にも雪国などでは電力の消費量も大きくなるので、それだけ消耗が早くすすみます。

 

またバッテリー上がりというのは、劣化や寿命の要因だけではなく、うっかりミスというケースも非常に多いです。1番多いのはライトのつけっぱなしだそうですから、クルマを降りる際には十分に気をつけましょう。

 

 

バッテリー交換のサイン

以下のような症状が出たら要注意、バッテリー交換のサインです。できれば寿命がつきるギリギリまで乗らず、早めに交換していきましょう。

 

 

【こんな症状に気づいたら交換のサイン】

 

エンジンの回転によってライトの明るさが違う

バッテリー液の減りが早い

3年以上バッテリーを交換していない

パワーウインドウの開閉が遅い

エンジンのかかりが悪い

もしこのような症状が気になったら、一番気軽に見てもらえるのがガソリンスタンドです。バッテリーの残量などをチェックしてくれますから、声をかけてみましょう。また、車検や定期点検で整備に出す時も、やはり見てもらえるタイミングです。

 

思いきって交換したほうがよい

プロに診断してもらうと安心ですが、アドバイスで困るのがこんなケースです。

 『今すぐ交換しなくてはならない、というほどではないけど、そんなにはもたないですよ』

ここで、無理に交換させようとしてる!などと勘繰ってはいけません。バッテリーがいつ尽きてしまうかは、プロの目から見ても判断が難しいです。ドライバーによって運転する機会や環境が違いますから、一概にいつです、とは言いにくいものです。

 

交換せずギリギリまで粘ろうとしたばかりに、出かけた先でバッテリーが上がってしまったら大変です。あの時交換しておけば良かったと後悔しても後の始末ですから、やはりバッテリーは早めに交換していくことをおすすめします。

 

 

バッテリーを長持ちさせる乗り方

バッテリー2-2

バッテリーを酷使しないように、上手に乗る方法があります。ちりも積もれば山となる、でちょっとした心配りが後々に響いてきますから、できることから実践してみましょう。

 

 

【バッテリーを長持ちさせるちょっとした工夫】

 

フォグランプを多用しない

オーディオの音量をさげる

カーナビに頼らない

携帯電話を充電しない

エアコンの調節

エンジンストップ中に電装系を使用しない

充電するために運転する

クルマの乗っているときでも、日常生活のように節約志向で運転する、ということですね。

 

エアコンについては、

 エンジン始動時に消しておく

 ▶目的地に到着する前に消す

 

これだけでもだいぶ変わってきます。始動時のエンジンが冷えているときはエアコンの効きも悪いですから、少しの間我慢です。ただでさえ、エンジン始動時は電力を大きく消費しますので、負担を少しでも和らげてあげましょう。

 

目的地の到着前に消すと、その分だけ充電をバッテリーにまわすことができます。そのころは車内も適正な温度になっているでしょうから、早めに切ってしまってもそれほどの支障はないでしょう。

 

 

まとめ

バッテリーまとめ

 

いかかでしかたか。バッテリーが上がってしまうと気持ちが焦ってしまい、どう対処すればいいのか困ってしまうと思います。なぜか急いでいるときや大事な用があるときに限って、そのような事態に巻き込まれたりするものです。

 

バッテリー上がりに遭遇したら慌てずに、

 JAFをよぶ

 加入している自動車保険のロードサービスをよぶ

 ブースターケーブルでつなぐ

 小型ジャンプスターターでつなぐ

 自動車ディーラーや整備工場にたのむ

 

この5つの方法の中から、自分にあった選択をしましょう。

そして、もう一度普段の運転の仕方を改めて、”バッテリーに優しい乗り方”を実践してみてはいかがでしょうか。もちろん、半ドアやライトのつけっぱなしなど、うっかりミスにも十分に注意していきましょう!

 

 

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