” 良い天気だし洗車しようかなぁ!? “
晴れ渡った休日には自宅の前やコイン洗車場に出向き “ 日々の感謝を込めて ” 、愛車の汚れを丁寧に洗い流してあげたくなりませんか?よく晴れた暖かい日であれば、こちらも気持ち良く洗ってあげられますよね。一方、雨の日や寒い日など悪天候となるとどうでしょうか。いくら洗車してあげたい気持ちがあったとしても。。。
“さぁ!洗車するぞっっっ!”
とは、なかなかいきません。また時間に余裕がないときは、天候に関係なく気分が乗らず、手洗いで洗車すること自体が面倒くさくなってしまいます。
【手洗い洗車の気分がのらない時】
・慌ただしいとき
・忙しいとき
・急いでいて時間が無いとき
・寒すぎて気分がのらないとき
” それでも。。。洗車したい!!! “
そのようなときは、ガソリンスタンドやコイン洗車場などにある洗車機を使って洗車することをおすすめします。洗車機を使うと愛車に洗車傷が付いてしまうとの都市伝説的なウワサから、洗車機を1度も使わずに、敬遠されてきた方もいらっしゃるでしょう。
ですが最近の洗車機は日々進化を続けています。この記事では洗車機を使って愛車を洗車するメリットとデメリット、洗車機の種類と洗車ブラシの最新事情、洗車機の使用方法をご紹介します。いつもは手洗い洗車の方も、この記事を読んで洗車機を上手に使ってみてはいかがでしょうか。
目次
愛車を洗ってあげる時間がないとき、寒くて気分がのらないときは、手洗いで洗車すること自体が面倒と思ってしまいます。このようなときは、洗車機で洗車してあげましょう。この章では洗車機を使って洗車するメリットをご紹介します。
洗車機を使って洗車する最大のメリットは、自分で手洗いするよりも、はるかに短い時間で洗車できることです。普通車クラスの車を洗車するときの所要時間を比較してみましょう。
【洗車にかかる平均所要時間】
:車種:
普通車クラス
:洗車コース:
水洗い → シャンプー → 撥水コーティング
洗車機 | 約10分~15分 |
プロ |
約30分~60分 |
ドライバー | 数時間 |
自分で手洗い洗車する場合は、愛車に水を吹きかけてから、仕上げのワックスなどコーティングを拭き取るまでに、最低でも数時間はかかってしまいますよね。日によっては、念入りに何時間とかけてしまうこともあるかもしれません。また、ガソリンスタンドや洗車専門店のプロにお願いした場合も、平均30分~60分はかかってしまいます。
一方、洗車機の場合はどうでしょう。洗車機の種類によって多少異なりますが、仕上げの撥水コーティングまでいれて、なんと10分~15分で洗車が完了します。
自分で洗車する場合に比べて、圧倒的に短い時間で洗ってくれるのです。洗車機を使っての”時短”を試してみてください。
それぞれ洗車料金を一覧にしてみました。
洗車機 |
300円~1,000円 |
プロ | 2,000円~10,000円 |
ドライバー |
プライスレス |
自分で洗車をするには、まず洗車グッズを多数取り揃えなければなりません。
【代表的な洗車グッズ】
・カーシャンプー
・何種類ものコーティング剤
・洗車専用のスポンジ
・ファイバー製拭き取りタオル
・家庭用高圧洗浄機やスチーマー
など
愛着のあるマイカーを手洗い洗車してあげることは、日々の感謝のきもちのあらわれでもあります。しかし必要最低限な洗車グッズを自分で揃えるには、結構お金もかかります。
自宅の前ならまだしも、毎回コイン洗車場を借りて洗車するとなると、高圧洗浄機代も更にかかってしまいます。また、洗車グッズは次に使うまでのあいだ、どこかに収納して置かなくてはなりません。保管スペースも必要になります。
ガソリンスタンドや洗車専門店のプロにお願いした場合、隅々まで汚れひとつない、ピカピカな仕上がりにしてくれますが、料金はお高めで2,000円10,000円以上します。その点、洗車機での洗車料金は300円~1,000円” と、低予算で汚れを洗い流すことができて、ほどよくピカピカピカに仕上げることができます。
自分で手洗い洗車をして、愛車をピカピカにするには、相当な体力と気力がいります。愛車がキレイになる頃には、自分の方がドロドロに汚れてしまっているでしょう。ガソリンスタンドや洗車専門店のプロにお願いすれば、新車の輝きのような仕上がりが期待できます。
しかし出来あがるまでの間、時間を持て余してしまい、少々退屈な時間となってしまうかもしれません。その点、洗車機を使えば、車の中で仕上がりを待つだけで、手間なく簡単に愛車をピカピカにすることができます。また、誰かに会うこともないので、恰好も気にせずに、気兼ねなく洗車タイムを満喫することができます。
普通車のサイズは排気量の他にも種類で分けることができます。
【車の種類】
普通車の中でも大小さまざまなサイズがあります。ガソリンスタンドや洗車専門店のプロにお願いする時は、サイズが大きくなると料金が高くなります。手間と時間が掛かるからです。
洗車機は普通車の大小サイズ問わず、一律料金で洗車することができます。自分で手洗い洗車する場合に、大きい車となると最初の水洗い洗車をするだけで結構な労力になります。
手洗い洗車に比べて、車の形状によって洗車ブラシでは、落としきれない箇所が出てきてしまいます。残ってしまった気になる汚れは、あとで手洗いで洗い落してあげるとよいでしょう。
洗浄が終わると、四角い大きな機械が空気をはき出しながら迫ってきます。
” うわぁぁ。。。ぶつかるっっっ!!! “
初めて洗車機を使うと、誰もがヒヤッとすることでしょう。この機械は洗い上がったボディに残っている水滴を、強力な風力で吹き飛ばしてくれる乾燥機です。ほとんどの水滴は風で飛ばされてしまいますが、多少は残ってしまいます。
” 走っているあいだに乾いてしまうから大丈夫! “
確かにその方法もアリです。まだドアの内側やスライドドアのピラーなど見えないところに、水滴が残っています。時間の許すかぎり、拭取り用のタオルを持参するか、貸出しているタオルで拭取ってあげてください。仕上がり具合がより良くなります。
以前の洗車機はナイロンブラシが主流でした。固い素材が使われてましたので、ブラッシングのときに傷がつくこともありました。改良を重ねてきた結果、傷がつきづらい素材を使ったブラシを装着した洗車機が増えています。
前にご説明したナイロンブラシの洗車機を使うことで、愛車のボディを傷つけてしまうことがあるとご紹介しました。ブラシの素材以外の理由で、実はボディを傷つけてしまうことがあります。
ボディに付着した鉄粉や黄砂などの粒子
この粒子を、こすらずに洗い流さないと、洗車機のブラシや手洗い手洗い洗車用のスポンジにそのまま付着してしまいます。
粒子が付着したままボディをこすってしまうと、ボディにこすり傷の跡が残ってしまいます。
【対策】
洗車機、手洗い洗車どちらを選択するにしても、洗車する前に、 高圧洗浄機やブラシのないノンブラシ洗浄機を使ってみましょう。汚れを洗い流してからブラシ付き洗車機やスポンジを使って洗車すると、傷がつきずらくなります。
洗車した前の車から出た汚れ
前の洗車している車から出た汚れが洗車機のブラシに付着していることがあり、汚れの付着したままのブラシで洗車してしまうことで、愛車を傷ついてしまうことがあります。
【対策】
前に洗車している車の汚れ具合いがひどい場合は、その直後の洗車を避けましょう。
次の車がまっている場合は、順番を譲るなどしてこの状況を回避しましょう。
洗車機にはいろいろな種類があります。今回は全自動洗車機とドライブスルー式洗車機の2種類をご紹介します。どちらも機能性は変わりません。大きな違いは、車から一旦降りなければならないタイプか、降りなくてもよいタイプかの違いです。詳しくご紹介します。
出典:東京プロパティーサービス
スタッフが給油してくれるガソリンスタンドによくあるタイプです。セルフの場合は洗車機本体にスタートボタンが付いています。そのため、車の内にいることができません。洗車が終わるのを車外で待ちます。ガソリンスタンドではスタッフにキーを渡したあと、洗車が終わるまで車の外か待合室で待つことになります。
出典:アロック!
無人のセルフ型ガソリンスタンドによくあるタイプです。ドライブスルー式とあるように、自分で車を洗車機に入れます。後は聞こえてくるアナウンスに従って車を洗車機に停車させます。洗車が終わるまでのあいだ、車からは降りずに車内で待ちます。
” 洗車機で洗車すると細かい傷がつくから使いたくない “
かつての洗車機は洗車傷が付いてしまうことが多かったようです。最近の洗車機に取り付けてあるブラシは傷がつきにくい素材に改良されて、性能もあがっています。主なブラシの素材は4つに分かれます。
耐久性の優れていて、昔からあるタイプのブラシです。硬めの素材でできているので、落ちずらい汚れを洗い取ってくれます。一方で、硬い素材で出来たブラシが一定方向に回転して洗車するので、愛車のボディに同方向の細かい洗車傷をつけてしまうことがあります。ナイロンブラシが取り付けてある洗車機での洗車は、なるべく避けたほうがよいでしょう。
出典:㈱伴長商店
特殊な起毛布を加工したタイプのブラシです。起毛している布の表面が汚れをキャッチしてくれます。やわらかい素材ですので、手洗い洗車に匹敵する優れた洗浄性能を持っています。
発砲ポリウレタン素材で作られている最近では主流のブラシです。太麺のさぬきうどん のような見た目と先端が先割れしているところが特徴です。程よい硬さのある素材ですので、愛車のボディを傷付けることなく汚れを洗い流すことできます。
出典:ジャバ
名前の通りブラシを使わずに、高圧噴射される水の力で汚れを落とします。手洗い洗車、ブラシタイプの洗車機、どちらの洗車方法を選択するにしても、愛車に洗車傷が残らないように、汚れをこすらず、事前に洗い流してあげることをおすすめしています。ノンブラシ対応の洗車機を使うことで、水圧で汚れを一気に洗い流すことのできるのでとても便利です。
この章では、セルフのガソリンスタンドでよく見かけるドライブスルー式洗車機の使い方についてご説明します。洗車機の機種によって仕様が多少違うところもありますが、大抵は一緒ですのでご安心ください。
出典:車検の速太郎広島北店
洗車機の正面に停車します。
出典:車検の速太郎広島北店
以下の内容をチェックしましょう。
【洗車前チェック項目】
1 窓を全部閉めましょう。
※サンルーフの閉め忘れも要チェックです。
2 ドアミラーをたたみましょう。
3 アンテナをたたみましょう。
4 折りたためない装備はコースを選択する前に
“ 装備品の確認 ”の時に該当箇所を選択してください。
出典:車検の速太郎広島北店
ボタン式や液晶タッチパネル式に表示されている洗車コースを選択します。
代表的な洗車コースをご紹介します。
【スタンダードコース】
1 水洗いコース 300円~
2 シャンプーコース 500円~
3 シャンプー + ワックスコース 600円~
4 撥水コート 800円~
5 プリズムコート 1,000円~
など
【オプションコース】
1 泡ムース 200円~
2 高圧ジェット 100円~
3 下部洗浄 100円~
など
※スタンダードコースを選択後に追加できます。
フェンダミラーやスポイラーなど折りたためない装備品がある場合は、装備品の確認時に該当箇所を選択します。最近ではお札や クレジットカードで支払いのできる洗車機が増えました。
お得なプリぺイドカードを発行している店舗もあります。中には、小銭のみ支払可能な機種もあります。事前に1,000円~2,000円の小銭を準備しておくことをおすすめします。
出典:車検の速太郎広島北店
音声ガイドに従って車を前進させていきます。
“ どこまで進ませればいいの!? ”
前進と停止を案内してくれる指示器が、洗車機の前方にあります。指示器に従って進むことで、距離が足りなかったり、行き過ぎることもありませんので、安心してください。
出典:車検の速太郎広島北店
10~15分で洗車が終わります。
洗車のあいだ車内でゆっくりと待ちましょう。
出典:車検の速太郎広島北店
洗車がおわったことを報せる音声アナウンス や前進表示のランプが点灯します。指示にしたがって洗車機から離れましょう。さらに残った水滴をふき取ってあげると、よりピカピカな仕上がりになります。時間に余裕があるときは、車内清掃もしてしまうと完璧です。
洗車機を使うメリットやデメリット、洗車機の種類、使われているブラシの素材、洗車機の使い方をご紹介してきました。洗車機を使う最大のメリットは” 短い時間で手軽に手間なく愛車をキレイにできること “です。安い料金で愛車の汚れを落とせるところも、メリットのひとつです。
洗車機を使うデメリットは、洗車機に備え付けのブラシの素材によって、かつては洗車傷が付いてしまうケースも稀にあったことです。ですが、洗車ブラシも日々進化しています。 布やスポンジ製のブラシの出現により、傷付くことが大幅に減りました。
さらに洗車前にブラシの素材を確認することで、洗車傷をより回避することができます。最近の洗車機は種類も豊富で、かつてに比べて性能も各段にアップしています。洗車機を使うことに抵抗感をお持ちの方も、1度は洗車機で洗車することを検討してみてはいかがでしょうか。
廃車をするにあたって最初の一歩は『あなたの愛車の価格を知る』ことです。
おもいでガレージの問合せフォームから査定依頼をすると、あたなの愛車の価格がかんたんにわかります。廃車査定は現車を見せる必要がないのが特徴で、その場にいながら手軽に金額を知ることができるのです。
まずはお気軽に査定額を調べることから始めてみましょう!
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