高速道路を運転していると、注意しなければならないことってたくさんありますよね。
天候に左右される危険も数多くあります。雨や雪が降っていれば、タイヤがスリップしないよう、特にスピードやブレーキングに気を使います。
しかし、こういった目に見える現象は、当然運転者も気をつけているので、心の準備ができている場合が多いです。安全運転に対する意識がいつも以上に働くことから、慎重に運転するようになります。
一方で、思いがけなくヒヤリとする場面というのもあります。どんなに油断をしているわけではなくても、突然の出来事には驚いてしまうものでしょう。
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私も先日、ハイルーフのバンに乗って走行していた時に、このようなヒヤリに遭遇しました。
山あいを抜ける高速道路を走っていたのですが、その日はそれなりに風が強いという認識を一応持っていました。木々が大きく揺れていましたし、時折ゴウゴウと風が鳴っていたからです。
長いトンネルを抜けた時でした。いきなりの横風をくらって、浮かびあがるような感覚を受け、車がすーっと隣の車線にすべるように流されていくではありませんか。かなりあせりました。プチパニック状態です。幸い、すぐにステアリングを両手でしっかりとおさえ操作したことで、たて直すことはできました。それにしても恐い経験でした。突風の威力がここまで強いものとは思いもしませんでした。
ハイルーフのバンですら、この感覚です。
風が当たる面積が大きい車両、たとえばトラックですとか。
それから面積に比べて重量が軽い車両、軽貨物ですとか。
そのあたりの車が受ける脅威はもっと大きくなるようです。
実際に竜巻や台風以外では、日本で車を横転させる規模の横風は滅多にないそうです。私が経験したように、ほとんどが風を受けたあとのパニックや動揺に原因があり、そこから運転操作のミスによる事故につながるケースが多いようです。
ビル風と同じで、風の通り道ができてしまうと、風の密度が濃くなり強度があがります。
山と山の隙間が自然と風道になりますから、ドライバーはあらかじめ構えたほうがよいでしょう。当然、そういったポイントは決まっていますから、標識が警告している場所もあります。
まずは慌てないことです。驚いてハンドルを急に切ってしまうと、なおさら危険です。それからハンドルを両手で強く握ることですが、これは意識しなくてもこの状態になれば分かります。いつの間にか自然にぎゅっと握っている自分に気づくでしょう。
ハンドル操作だけではなくブレーキにも気をつけましょう。あせって急ブレーキをかけると後続車がびっくりします。追突を避けるためにも、ゆっくりと減速していきましょう。
トンネルや橋の上にさしかかったら、いつでも減速できる準備をしておきましょう。
それだけでもだいぶ効果があります。速度が関係あるのか、と言われればおおいにあるのです。一般道路ではそこまで風の脅威を感じませんよね。スピードを出すほどに空気抵抗をうけるので、逆に遅いほど横転の危険は少なくなります。
横風の予測と減速、そして気持ちの準備をこころがけていきましょう。
ちなみに風による被害はまだあります。
例えばトラックなどが積んでいる積荷です。強風にあおられて落下した荷物は障害物となり大変危険です。そこからの二次災害を避けるためにも、車間距離をじゅうぶんにあけて運転しましょう。
実際に突風による脅威というのは、体感してみないとなかなか想像しづらいことかもしれません。
しかし、ドライバーはいつでも油断することなく、周囲に気を配りながら安全運転でいることが求められます。当り前のことですが、それがリスクを回避する最も基本的で、かつ大切なことなのだと思います。
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