あなたは一人でドライブをするときにどんな曲を流しますか?
自分の好きなアーティスト、いま流行りの歌、思い出の曲、それぞれにお気に入りの音楽がありますよね。せっかく一人で気持ちよくドライブをするのですから、カーナビのテレビをぼーっと眺めるよりは、ステキなミュージックをお供に出かけたいものです。
ところで、音楽と記憶にはとても深い結びつきがあるそうです。そのときに感じたこと経験したことが音楽とセットになって脳に刻み込まれるのだとか。
これは心理学的にも脳科学的にも研究が進んでおり、その仕組みは少しづつ解明されてきています。あの歌を聴くと別れた恋人を思い出す、この曲を聴くと一人暮らしをはじめた頃の学生時代を思い出す、このような経験はきっとみなさんにもあるでしょう。
そこでこの記事では、音楽と記憶を結びつけるテーマとして懐かしいアニメソングをご紹介していきます。
一人ドライブで心がフロー状態になっているときに、子どものころ耳にしたアニソンを聴くとどうなるでしょうか。あの頃を懐かしむだけでなく、優しい気持ちが車内にあふれて、日常のストレスから解放される空間がうまれるかもしれません。
ぜひ一緒にタイムスリップをしてみましょう!
1 懐かしいアニソンが心に勇気をくれる
子どものころに夢中になって観たアニメ、その主題歌は当時の記憶と結びついているものです。
●兄弟でチャンネル争いをした
●家族そろっての夕食の団らん風景
●食卓に並んだ母のおいしい手料理
●昔のリビングの居心地のよさ
懐かしいアニソンを耳にすると、こんな情景が心に浮かんできますよね。
振り返ると子どものときは”明日もきっと楽しい一日”と、信じて疑わない無垢さがあったように感じます。
大人になって仕事や人間関係に悩むようになり、日々のストレスを抱えながら生きている今から見ると、なんとも羨ましい生活をしていたように感じませんか。
しかし一人ドライブでアニソンを聴く効用は、ただ懐かしむだけではありません。
曲を耳にすることで、記憶をフラッシュバックさせて子どものころの”快”な状態をつくりだすのです。言うなれば”勇気”をもらうのです!
アニソンを聴くことで童心にかえり、心がフロー状態になる
2 一人で乗るときは”ゾーン”を感じよう
一人ドライブで曲を流すときに、究極の状態があるのをご存知でしょうか。よくゾーンに入る、という言葉がありますが、これが一人ドライブ中にも訪れるのです。
一人ドライブゾーンとは
曲と自分が一体となった究極の状態をさす。曲のリズムが自分の心と同調して心地よくなる。音は主張しすぎず、かといって控えめでもないほどよい音量。フロントガラスから流れる景色が曲とシンクロし、情景が歌詞とまざりあう。運転に集中はできているが、心はフロー状態でストレスのないおだやかな気持ちになる。
この状態になるには、個人差がありますが
▶ 自分の好きな曲
▶ 今の自分の状況にあった曲
などが必要になるようです。 ゾーンに入ると、ドライブが本当に楽しく感じられます。ぜひ一度体感してみましょう。
アニソンを耳にすることで、このゾーンに入りやすくなるかもしれません!
それでは次章より、おすすめの懐かしい曲を紹介していきます。
3 80年代アニソン 第1部
1 ドラゴンボール『摩訶不思議アドベンチャー』
国民的アニメ”ドラゴンボール”です。少年ジャンプでの連載はとうの昔に終了していますが、今もなおテレビアニメは新しいシナリオで放送され続けています。正義・友情・勝利、少年漫画の王道をいくコンセプトもさることながら、何といっても主人公、孫悟空の魅力が人々を惹きつけるのでしょう。
2 ドラゴンボール『ロマンティックあげるよ』
初期ドラゴンボールのED曲です。せつなさって愛や恋だけの感情ではないんですね。この曲を聴くとノスタルジックな思い出がよみがえる人も多いのではないでしょうか。子どものころ、元気に遊んでそして楽しかった1日が終わる。そのときの純粋で少し寂しい心情をこの歌が届けてくれるような気がします。
3 サザエさん 火曜日版オープニング
サザエさんが1週間に2回も放映されていたことを知る人は少ないかもしれません。当時は疑問に感じませんでしたが、よく考えると不思議ですね。日曜版と若干登場キャラクラーに違いがあって、それぞれに楽しめました。
4 サザエさん 火曜日版エンディング
火曜日版のエンディング曲です。今聴いても自然に歌詞が口ずさめてしまうほど親近感のある曲でした。声優さんはごっそり入れ替わっていますが、まちがいなく後世まで続いていく日本を代表するファミリーアニメです。
5 うる星やつら『ラムのラブソング』
この主題歌が作品のクオリティーを押しあげた!と言ってもけっして過言ではないでしょう。アニソンとしても人気、知名度は圧倒的で、今もなお多くの歌手がカバーをして歌います。
6 ふしぎな島のフローネ『裸足のフローネ』
ロビンソン漂流記をモチーフに、無人島でサバイバル生活を楽しみながら、島からの脱出を不屈の精神で立ち向かう物語です。この作品を含め『世界名作劇場』は大人も子ども安心して楽しめる良作アニメの宝庫でした。
7 あんみつ姫『恋はくえすちょん』
アニメ放送は1986年でしたが、原作はなんと1949年に連載されていました。その後、何度も映画やドラマ化がされています。やんちゃでお転婆なお姫さまがお城を抜け出して騒動を巻き起こすという物語です。アニメ主題歌は”おニャン子クラブ”が手がけました。
8 キン肉マン『キン肉マン Go Fight』
80年代を代表するアニメ、キン肉マン。日曜日の朝、(日本テレビ系列)世の男子たちは毎週テレビにかじりついて観ていました。主人公のキン肉マンのほかにも、多くの魅力的な超人たちが活躍します。必殺技キンニクバスター、パロスペシャルなどなど、みんなで真似しました。
9 エスパー魔美『テレポーテーション~恋の未確認~』
主人公は中学生の女の子でささやかな超能力の持ち主です。藤子不二雄作品の中では、若干ターゲットの年齢層が上向けの設定になっています。この主題歌は隠れた名曲として語り継がれており、ドラゴンボールED曲『ロマンティックあげるよ』の橋本潮さんが歌っています。
4 80年代アニソン 第2部
10 宇宙船サジタリウス『スターダストボーイズ』
大人たちのあいだで再放送が熱望されてやまない隠れた名作”宇宙船サジタリウス”。影山ヒロノブさんが歌う主題歌がノリよく作品にぴったりでした。これを見てラザニアを知った人も多かったでしょう。
11 パーマン『ぼくらのパーマン』
パーマン、パー子、パーやん、ブービー、分かりやすいネーミングで1号から4号までそれぞれ個性的でした。コピーロボットが欲しいと本気であこがれていましたよね。ED曲の『パーマンはそこにいる』も秀逸です。
12 魔法の天使クリーミーマミ『デリケートに好きして』
女の子のアニメの王道。”平凡な女の子がアイドルに変身する”この作品をみてアイドルになったという芸能人もいるくらい影響力のある作品でした。主題歌は中川翔子さんなどもカバーしています。
13 キテレツ大百科『お料理行進曲』
1988年の放送開始から1996年まで、実に8年間にわたるゴールデンタイムでの長寿番組でした。キテレツとともに育ったという大人も多いのではないでしょうか。この主題歌の他にも『はじめてのチュウ』をはじめ多くの名曲が生まれました。
14 まんが日本昔ばなし『にっぽん昔ばなし』
小さい頃はそのマジメすぎる内容と、独特のナレーション、そしてどこか寂しい世界感に戸惑いますが、大人になるほどにこの作品の良さがわかるでしょう。自分の子どもにもぜひ見せたい日本の文化です。ED曲『にんげんっていいな』も哀愁ただよう名曲です。
15 一休さん『ははうえさま』
遠い母にあてた手紙をよむ歌です。OP曲の明るいテンポに比べると一転してこの物悲しさ。楽しみにしていた時間が終わってしまうリアルの寂しさと混ざって、本気で切なくなってしまいます。
16 聖闘士星矢『ペガサス幻想』
一世を風靡した大人気マンガ聖闘士星矢。少年ジャンプを購入していた少年たちも、まず先にドラゴンボールから読むか、それとも聖闘士星矢から読むか、きっと迷ったことでしょう。ペガサス流星拳!
17 北斗の拳『愛をとりもどせ!!』
その内容から本当にアニメ化できるのか、疑う人も多かった北斗の拳。80年代を象徴する黄金作品で、いまだにパチンコなどでお目見えしたりと、その知名度はまったく衰えません。”ひでぶっ!”、”あべしっ!”、すごい言葉です。
18 GU-GUガンモ『ガンモ・ドキッ!』
この主題歌はなぜか人のノズタルジーをくすぐる強い作用があります。ガンモの独特の声は目を閉じても浮かんでくるほどクセがあり、『はんぺいたく~ん』の決めゼリフは長い年月を経ても大人たちの胸に残ります。
5 80年代アニソン 第3部
19 さすがの猿飛『恋の呪文はスキトキメキトキス』
日曜日の夜、”サザエさん”から”さすがの猿飛”ときて”世界名作劇場”というアニメフルコースで過ごした人も多かったのではないでしょうか。休日が終わり、明日学校だ~という気持ちがよみがえる作品です。
20 ミスター味っ子『ルネッサンス情熱』
料理のおいしさを勝負する、本当に食べたくなるような演出がとても印象的でした。特に味皇の『うーまーいーぞぉぉーーー』と口から光線を放つリアクションは最高で、みんなで真似をしました。
21 YAWARA!『いつもそこに君がいた』
語り継がれるアニソンの中でも最高峰の部類に入るといっていいくらい評価の高い曲です。ピュアで胸が苦しくなるような世界観、大人になって聞いてもまったく色褪せません。ストーリーもオリンピックと連動した柔道マンガとして大変人気がありました。
22 夢戦士ウイングマン『WING LOVE』
変身ヒーローにあこがれる中学生がその夢を叶え、ヒーローとして活躍、成功していく物語です。ウイングマンの魅力のひとつは、その脇をかためる美少女キャラでしょう。その画力の高さやかわいらしい表現がコアなファン層をひろげました。
23 ハイスクール奇面組『うしろゆびさされ組』
個性的な5人組がまきおこす学園コメディです。アニメのOP曲、ED曲はけっこう頻繁に変わり、そのすべてをおニャン子クラブが歌っていました。30年も前の作品ですが、歌の作詞は当然ながらほとんど秋元康さんですからそこもまた驚きですね。
24 ハクション大魔王『アクビ娘の歌』
何度も再放送されていたことから、80年代のアニメとばかり思っていましたが、どうやら70年代の作品のようです、失礼しました。エピソードの大半はギャグに徹した話しですが、最終回のシリアスな感動シーンは今も語り草になっております。アクビ娘の歌、なぜか涙腺を刺激します。。
25 らんま1/2『じゃじゃ馬にさせないで』
水をかぶると女になってしまう高校生格闘家の主人公”らんま”が、周囲を巻き込んでいくドタバタラブコメディーです。原作では描かれている、女性にかわるときの脱衣シーンなどはアニメですべてカットされています。それだけ小さい子にも人気の作品だったんですね。
26 銀河-流れ星銀-『流れ星 銀』
少年ジャンプ連載から人気が高まりアニメ化、という80年代によくみられたパターンの一つです。犬が主人公ですが、その会話を人間の言葉で表現し、犬同士の友情や戦い、成長を人間と同様に描かれました。続編に『銀河伝説WEED』があります。
27 トムソーヤの冒険『誰よりも遠くへ』
19世紀にマーク・トウェインが発表した世界的名著トム・ソーヤの冒険をアニメ化しています。隠された財宝で有名なインジャンジョーの洞窟は、怖いけれどもワクワクドキドキ、アニメでも存分に伝わってきました。
6 80年代アニソン 第4部
28 魔法少女ララベル『ハローララベル』
東映魔女っ娘シリーズの最終作です。魔法使いの女の子が主人公になる作品のカタチは、このころ最もポピュラーで王道中の王道でした。お弁当箱や水筒、文房具などキャラクターグッズ化されたものを、みんなが持っていました。
29 がんばれキッカーズ『君は流れ星』
サッカー漫画といえば、80年代はキャプテン翼の人気が圧倒的でしたが、がんばれキッカーズもちびっ子を中心に人気を博します。小学館漫画賞を受賞したり全日本少年サッカー大会のポスターになったりと注目を浴びていました。主題歌は西村知美さんです。
30 小公女セーラ『花のささやき』
とにかく執拗にいじめられる主人公セーラを見ていると、苦しい気持ちになった人も多かったのではないでしょうか。ソフトな印象の世界名作劇場らしからぬ、過酷なストーリーで話題を集めました。最終話の視聴率は27%ですから、世間の関心の高さがわかりますね。
31 ビックリマン『ドリーミング・A・Go-Go』
ビックリマンシールは大ブームになり、そこにのっかるようにアニメ化されました。しかしこの主題歌は賛否が別れます。メロディが子どもらしくない、心地よくない、作品のイメージとちがう、など多くの意見が寄せられたようです。
32 とんがり帽子のメモル『とんがり帽子のメモル』
1984年から開始され、今なお続く朝日放送の日曜朝8時30分枠。その記念すべき第1作が『とんがり帽子のメモル』です。プリキュアシリーズの遠い先祖にあたるわけですね。と言っても、作品同士は一切関係ありませんが。
33 銀河鉄道999『銀河鉄道999』
説明不要の名作、銀河鉄道999。この主題歌も多くのアーティストにカバーされました。作品自体は古いですが、時を経てもミュージカルや映画、鉄道とのタイアップなどその名を耳にする機会が絶えません。多くの人に愛されている大作ですね。
34 おじゃまんが山田くん『おじゃまんが山田くん』
昭和感がものすごく伝わってくる作品です。主題歌はどこかふざけた印象を残しつつも、耳から離れないユニークなつくりで話題をよびました。当時、世の山田くんがいじられまくったのは言うまでもありません。
35 Drスランプアラレちゃん『ワイワイワールド』
んちゃ!ほよよ!キーン!水曜日の夜はアラレちゃんでしたね。原作者の鳥山明ワールドがさく裂する独特の世界観が、楽しくほのぼのした気持ちにしてくれました。EDでつかわれた”アラレ音頭”は今も盆踊りの定番です。
36 シティーハンター『Get Wild』
シティーハンターに使われる楽曲はどれも大人の香りがただよう名曲ぞろいです。中でもTMネットワークの代表作ともいえる”Get Wild”は何度きいてもアドレナリンが出まくる最高の曲です。ドライブにもぴったりハマリますからおすすめですよ!
7 まとめ
いかがでしたか。あの頃の記憶をくすぐる懐かしい曲ばかりをそろえてみました!
80年代アニメは名作ぞろいと言われています。ここにあげきれませんでしたが、まだまだ素晴らしい作品がたくさんありますので、興味のある方はいろいろと探してみてくださいね。
一人ドライブは自分だけの空間になるため、いろいろと考えや思いを巡らすことができます。
この年でアニメなんて恥ずかしい、などと思わずにぜひ一度アニソンを聴いてみてはいかがでしょうか。
ただ郷愁を感じるだけではなく、大人になって忘れかけていたものや、純粋で無垢だった気持ちを思いかえせるよい機会です。日々の仕事や人間関係に疲れてしまったストレスをすっきり癒してくれるかもしれません。
自分だけの時間、お気に入りの場所へ一人でドライブに出かける。窓の外には流れていく風景、耳に届くのは懐かしいメロディ。
また明日からがんばろー!と思えたらステキですよね。
そして。
ぜひ”一人ドライブゾーン”の境地へとたどり着いてください!
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