渋滞!渋滞!渋滞!
大型連休に出かけると、高速道路でいやでも遭遇してしまうのが渋滞ですよね。東名町田ICで30kmとか、大月ICで40kmとか、先が見えないほどテールレンズの灯りが連なります。
お子さんと一緒に家族で出かけたとき、渋滞中の車内はどんな雰囲気でしょうか。最初のうちは、おとなしくしているかもしれません。しかし30分、1時間とノロノロ運転を続けるうちに、突然飽きて騒ぎだしたりするのが子どもですよね。運転しているパパのイライラは最高潮。とたんに険悪なムードになってしまいます。
あなたは渋滞中の子ども対策を何か考えていますか?
その準備があるかないかで、渋滞の過ごし方も変わってきます。そこでこの記事では、渋滞にはまっても子どもを飽きさせない方法をご紹介します。
備えあれば憂いなし。ちょっとした工夫や予備知識で、楽しい時間をあなたの手で作り出すことができます。ぜひ参考にしてみてください!
目次
いきなりベストアンサーからお伝えします。1番最良の方法は”子どもが寝てくれること”です。
とにかく寝ていてさえくれれば、平穏無事に渋滞をやりすごせます。この意見に異論のある方は少ないかと思います。
渋滞中は子どもに寝てもらう
だたし、子どもにむかって『じゃあ寝ましょうね~』などと伝えても、そうは問屋がおろさないでしょう。ここはコツがありますので覚えておいてください。
まず、渋滞が起きるポイントをあらかじめ把握しておきます。これは交通渋滞情報や、案内表示板などで容易に確認できるでしょう。
そして、その渋滞のタイミングまでは子どもをなるべく寝かさないようにします。話しかけたり、ゲームをしたりしながら、がんばって起きていてもらうわけです。
子どもの眠気をコントロールする、ということですね。
そしていざ渋滞地点にさしかかったときに、眠気を解放してあげます。はおりものやタオルケットをかけてあげたり、少し横にしてあげたり、クッションを頭部に寄せてあげたりして、寝る雰囲気をつくっていきます。寝る体制を整えてあげることで、子どもを眠りの世界に誘う作戦です。
車内に用意しておきたいもの
もちろん、完全に寝るタイミングをコントロールすることはできません。また、渋滞にはまる時間帯によっても、今は寝てほしくないというタイミングがあるでしょう。その点は、各家庭での事情にあわせてください。
ポイントは、子どもの眠気をずらして寝てほしいときに寝かしつける、ということです。
子どもの寝るタイミングをはかる
子どもが寝ないときは、退屈しないよう一緒に言葉遊びをして楽しみましょう!
しりとりは言葉遊びの定番中の定番。大人も子どもも楽しめますよね。また、ただ楽しむだけではなく発達段階の子どもには、知育にもよいとされています。とくに4,5歳くらいの言葉の種類を覚える段階では、いろいろな語彙を増やす意味でかなり有効な遊びです。
パパやママが発する言葉をどんどん覚えていきますから、なるべく子どもが使わない、かといって難しくない言葉を選んであげましょう。もう少し上の小学校世代には、ちょっと変わったしりとりに挑戦してみるのもいいかもしれません。
しりとりのバリエーション
このほかにもアイデア次第でいろいろありそうですね。
出題者が言葉を一つ決めて、他の人がヒントを頼りに連想しながら当てる遊びです。
例)『りんご』を答えに設定する
ヒント1 赤いものです。
ヒント2 食べものです。
分かった人が回答していきます。
チームを2つにわけて競い合っても盛り上がりますよ。
こちらも定番の古今東西。テーマを一つ決めて、順番にそれにあう答えをあげていくゲームです。
このゲームで大事なポイントはやはりお題選びでしょう。子どももわかるもの、子どもが興味のあるものを選んでいきましょう。
古今東西のテーマ例
子どもの知識をひろげたい
子どもが興味を持っている分野
子どもに頭を使って考えてほしい
テーマはいくらでもありますので、子どもの年齢にあった盛り上がるお題を選んでいきましょう。
クイズやなぞなぞは、事前に問題を準備しておくことが大切です。その場でとっさに考えると、意外と浮かんでこなかったり、ベタなものばかりになったりします。大人と子どもで交互に出題していくとよいでしょう。
連想ゲームの一種で、1990年代に日本テレビの『マジカル頭脳パワー』で流行ったゲームです。リズムにあわせて答えていきましょう。
マジカルバナナのルールおさらい
連想する言葉を順番に言い合い、言葉に詰まったら負け。
バナナと言ったら黄色、黄色と言ったらレモン・・と続けていく。
アウトになる答え方
リズムにのって言えるかがポイントですね。
〇台目にすれ違うクルマの色を当てる遊びです。
対向車色あてのやりかた
1 7番目にすれ違うクルマの色を予想しあう
2 スタートで数え始める
3 子どもと一緒に色を確認しながら
4 7番目のクルマでフィニッシュ!
ただしこの遊びは渋滞中だと難しいので、スムーズに動いているときにおすすめします。また、高速道路だと中央分離帯の壁で遮られたりしますので、一般道のほうが遊びやすいです。
ナンバープレートの地域(足立ナンバーや横浜ナンバーなど)を2つ決めて、対向車のナンバーをチェックしていきます。誰が〇台に一番早くだどりつくかを競う遊びです。
ナンバープレート地域ゲームのやり方 例
1 足立と横浜を選ぶ
2 すれ違うクルマのナンバープレートをチェックする
3 足立ナンバーか横浜ナンバーなら1ポイント獲得
4 さきに5ポイントとったほうが勝ち
子どもが漢字が読める年齢になってから始めましょう。また対向車ではなく追い越すクルマでもかまいません。応用もいろいろできますので、ご家庭でいろいろアイデアを出し合ってみてもおもしろいでしょう。たとえば、10台目のクルマは何ナンバーか?など。
みんなが知っていて口ずさめる歌を歌いましょう。アカペラで歌ってもいいですし、事前にCDを用意しておくのもありです。カーオーディオのHDD(ミュージックサーバー)やSDカードに録音しておくと、使い勝手がよくいつでも対応できておすすめです。子どもが好きなアニメソングや、ドラマの主題歌など、いろいろありそうですね。
パパが面倒がらずに事前に準備(録音やレンタル)しておく
学校で習っている歌や、校歌などもいいですね。
子どもの好きなDVDを流します。もちろん長時間の見っぱなしはよくありませんが、ほどよい時間なら全然アリでしょう。筆者の経験でも、2番目に助かるのが静かにDVDを観ていてくれることです。(1番目は寝てくれること)
子どもは同じDVDを何度も見返します。親からすれば、もう飽きてもいいのでは?と感じてしまうところですが、なぜか子どもって平気なんですよね。
子どもは同じDVDを何度も観る
実際、前の章でお伝えしてきた言葉遊びも、さすがにずっと子どもの相手をしていると疲れてしまいます。現実的に考えると30分から1時間くらいが限度ではないでしょうか。その点、静かにDVDを観ていてくれると、本音のところ親は助かるのです。
1つの映画で2時間ほど上映時間がありますが、長い渋滞が同じように120分くらいがピーク。ちょうどよい時間間隔だと思いませんか。渋滞が前もって予測できるドライブであれば、常備しているDVDと、加えてレンタルショップで借りる数枚の作品を用意しておきたいところです。
事前にレンタルショップでいくつか借りておく
ただしDVD鑑賞に関しては各ご家庭の方針があるかと思いますので、一つの案程度にとどめてください。
どの区間から渋滞が始まるのか、ドライバーはいろいろな情報で察知できます。その手前のSA(サービスエリア)に立ち寄り必ずトイレをすませましょう。
渋滞区間の前に必ずトイレへ!
今はまだしたくない!
そう子どもが答えても必ず立ち寄ってください。そして親と一緒に無理やりにでも、トイレへGOです。実際に渋滞につかまると、どのくらいのペースで走行できるかわかりません。ノロノロ動けばまだよいですが、事故したての渋滞の場合、全く動かないケースもあります。
また考えることはみな同じで、渋滞にはまったら一番最初のトイレに行けばいいや、という心理がはたらきます。そうなると最初のSAが特に混雑しますので要注意です。
いかがでしたか。子どもが車内で退屈しないための方法をご紹介してきました。
渋滞で大切なのは
●遊び方のレパートリーを持つ
●事前に準備できるものは準備しておく
そしてもう一つ
●親がイライラしない
親が不機嫌にいらついたり、周囲のクルマや状況に悪態をつくことはなるべく避けましょう。それが子どもにも伝染して、イライラする習慣が身についてしまうかもしれません。
結局、親がしてあげられることを親がするか? が大事だということですね。それではぜひこの記事を参考にしていただき、子どもと一緒に楽しいドライブをおくってください!
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