車の運転をしていて、なんとなく燃費が悪くなったように感じてはいませんか。
自分自身で思いつく対処法を試してみて、効果があるときもあればまったく効果がないときもあります。いったい何が原因で燃費に問題があるのか不安になりますよね。
車の燃費の悪さの原因は、日常的な運転方法から車の故障までさまざまなものがあります。
ここである程度の原因を知っておくと、解消の手助けになりえますし、不具合を早期に発見できて被害が少なく済む場合もあります。
そこでこの記事では燃費が悪くなる原因について取り上げ、日常的にできる対処法や修理方法についてご紹介していきます。車のことがわからない方でも理解できるよう、かんたんシンプルにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
車の燃費の悪さは、日常的な心がけで解消できるものがいくつかあります。とても簡単なものですから、気に留めておくといいでしょう。
エンジンオイルとは、エンジンを潤滑させるためのもので、エレメントとはエンジンオイルのなかにある異物をろ過して取り除くものです。つまりどちらもエンジンを正常に働かせるために、とても重要なものなのです。
エンジンオイルはエンジンを回転させることで、内部に発生する汚れや金属片などを吸収し続けます。そのため古くなると、どんどん黒くなることが分かります。目安として5000㎞程度に一度は交換するようにしましょう。
またエンジンオイルを交換する際に、一緒にエレメントの交換も聞かれることが多いのですが、エンジンのためにも同時に行うことをおすすめします。
タイヤの空気圧が下がってくると、どうしても燃費が悪くなってしまいます。タイヤが地面に接触する面積が大きくなってしまい、摩擦抵抗を引き起こすことによって無駄にエンジンのパワーを使うことになるからです。
近年、セルフのガソリンスタンドが増えたせいか、空気圧の点検頻度が少なくなっているというデータも存在します。昔はガソリンを入れるたびに、スタッフから声をかけられたものなのですが。
セルフのガソリンスタンドでも空気圧の調整はできますから、ときにはチェックしてみることをおすすめします。適正値は運転席ドア開口部など目立つところに記載されています。コツは少し高めにいれるのがポイントです。
急発進や急停車は、燃費が悪くなる運転方法だと知られています。しかし急いでいるときは、どうしても急発進を繰り返してしまうかもしれません。
基本的にはゆっくりと加速していくことが燃費には優しいと考えられています。そのため時間に余裕を持って運転にのぞむこと、車間距離を十分に取ること、安全運転を心がけること、などが燃費向上の一環として必要でしょう。
急発進や急停車は事故を引き起こす原因にもなりますし、燃費が悪くなりガソリン代が高くなってしまいますから、何もいいことはありません。
車が重くなれば重くなるほど、燃費が悪くなってしまいます。車自体が重くなってしまうと、それだけエンジンに余計なパワーが必要になりますから、エネルギーの消費量が高くなってしまうのです。
以前と比べて燃費が悪くなっていると感じているのであれば、車のなかに不必要なものを積んだままにしていないかチェックすることをおすすめします。
たかだか5㎏や10㎏程度のものでも、長期間置きっぱなしの状況であれば、知らない間に余計なガソリン代を支払っていることになります。キャンプに行ったときの荷物やスペアタイヤなどが載ったままなら、さっさと降ろしてしまいましょう。
日常的に燃費対策をしているにもかかわらず、燃費が悪くなったままということであれば、何かしら故障や不具合を起こしている可能性があります。場合によっては調整や修理、交換が必要となります。
急に燃費が悪くなるようでしたら、これらの内容を疑って、修理業者などに相談することがいいでしょう。
車が経年劣化してくると、エンジンオイルが少しずつ漏れてしまって、エンジンオイルが不足してしまうことがあります。
エンジンオイルはエンジンを潤滑させる役割がありますから、オイルが不足するとうまく働かなくなってしまい、余計なガソリンを消費してしまうようになるのです。
オイルポンプとはエンジンの心臓ともいえる大事な働きをするところです。エンジンオイルを吸い上げて、エンジンにオイルが行きわたる役割をはたします。
エンジンオイルは先ほど説明した通り、エンジンを滑らかに動かすために必要な潤滑油です。そのほかにも冷却や防錆などの役割も持っています。そのためオイルポンプに何らかの不具合が起きてしまうと、たちまち燃費が悪くなってしまいます。
バッテリーはエンジンを点火させるためになくてはならないもので、故障してしまうとエンジンをかけることもできなくなります。
バッテリー性能が落ちてしまうと、充電しても高い電圧を出すことができなくなりますので、エンジンに無駄な負荷をかけてしまって燃費を悪くする要因になります。バッテリー自体がかなり古くなっているようであれば、交換の時期が近づいているのかもしれません。
点火プラグとは、ガソリンと空気を混ぜることによって爆発的に燃焼させるためのものです。この力によって車を走らせることができます。
そのためこの点火プラグに不具合があると、うまくガソリンが燃焼できず燃費が悪くなってしまいます。最悪の場合にはエンジンがかからなくなる、といったトラブルもありますから注意が必要です。
O2センサーとは、排気ガス中に含まれるO2濃度を測るセンサーのことを指しています。このセンサーが不具合を起こしてしまうと、たちまち燃費が悪くなってしまいます。
このO2センサーはエンジンの燃焼状態を判断するもので、空気量に対してガソリン濃度が適切かどうか検知しています。つまりこのセンサーが適切に働いていないと、余計にガソリンを費やすことになってしまうのです。
車にはさまざまな部品が取り付けられていますが、経年劣化によって不具合を起こしてしまうことがあります。特に中古車や古い車の場合には、何かしら不具合を引き起こす頻度も多くなってしまいます。
エンジンはもちろんのこと、サスペンションやブレーキ、タイヤなどの目の届く範囲は、定期的に修理業者にチェックしてもらうといいでしょう。
ホイールアライメントがずれてしまうと、最悪の場合では車がまっすぐ走らないようになってしまいます。少しのショックでもアライメントがズレてしまうこともありますので、急に燃費が悪くなったと感じたら修理業者にチェックしてもらうといいでしょう。
ただしタイヤが適正な空気圧にないことが原因のときもありますから、まずは空気圧を確認することが先決です。
燃費が悪くなる原因についてお伝えしました。日常的には次の4つのポイントを心がけておくといいでしょう。
ただしそれでも燃費が悪いままということであれば、早めに修理業者に相談することをおすすめします。場合によっては修理や交換が必要な場合もありますし、最悪の場合、エンジンがストップして大事故を引き起こすケースもあるからです。
ぜひこの記事を参考にしていただき、適切な行動をとってみてください。
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