ブレーキを踏んだときの特有の異音。とても気になりますよね。
このブレーキの鳴きの原因はさまざまありますが、多くは次の3つが原因となっています。
メンテナンスにはブレーキパッドの交換やブレーキローター表面の研磨などが必要となりますが、その原因はなかなか一般の人では判断つきにくいものです。
ブレーキにもし不具合があったら、”止まりたいときに本当に止まれるのかな?”となんだか不安になりますよね。特に車のことがよく分からない方だと、その心配もよけいに大きくなるのではないでしょうか。そこでこの記事では、気になるブレーキの鳴きについて、その原因と対処法をお伝えしていきます。初心者でもわかるようシンプルに説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
気になるブレーキの鳴き。止めるための対処法は上記の4つです。ひとつずつ詳しくお伝えしていきましょう。
ブレーキの鳴きで一番最初に考えられることがブレーキパッドの摩耗です。鳴きが気になりだしたら早めにブレーキパッドを交換するようにしましょう。
ブレーキはブレーキローターと呼ばれる部分に、ブレーキパッドを押し付けることでスピードを抑えることができるようなシステムになっています。
このブレーキパッドが少しずつ摩耗していくと、ついにはパーツが直接ブレーキローターに当たってしまい鳴きの原因となってしまうのです。
ブレーキパッドが接触するブレーキローター表面のエッジによって鳴きを引き起こしている場合には、ブレーキローター表面そのものを研磨することによって抑えることができます。
ブレーキパッドが鳴きの原因ではない場合、ブレーキローターの接触振動によるビビリによることが原因の場合があります。
特にこの原因の場合はブレーキパッドを交換直後でも引き起こす可能性があります。そのためパッドが原因であるように錯覚してしまうのですが、ローターにパッドがきちんと当たるように研磨してやることで対処できるのです。
ブレーキの鳴きは、上記の通り「ブレーキパッド」「ブレーキローター」によるものなのですが、これらを押し当てる働きをする「キャリパーピストン」が原因のこともあります。
ブレーキは離した際にパッドがもとの場所に引き戻される仕組みになっていますが、これはピストンシールの弾性によるものです。
この弾力がなくなってしまうとパッドが元通りに戻らなくなり、いつまでも引きずられた状態で鳴きを起こしてしまうのです。
ブレーキの鳴きは述べている通り、「ブレーキパッドの交換」「ブレーキローラーの研磨」「ピストンシールの交換」によって抑えることができるものがほとんどです。
ただしこれらの判断は一般の人ではなかなか難しいことであるのは間違いありません。
どの部分が原因になっているかについては、業者に依頼してチェックしてもらうことが一番スムーズな解決方法だといえます。
ブレーキは基本的に摩擦させているものですから、摩擦面に何か原因となるものがあると、それが鳴きとなってしまうのです。どのようなものなのか詳しくお伝えしましょう。
ブレーキの際の鳴きや異音については、基本的にブレーキパッドやブレーキローターの摩擦によるものだと考えられます。
ブレーキのメカニズムは簡単にいえばブレーキパッドをブレーキローターに押し付けることで摩擦を生じさせてスピードを落とすことができるようになっています。
しかしブレーキパッド、ブレーキローターのどちらか、あるいは双方に何らかの原因が発声することで鳴きや異音を引き起こす原因になるといえます。
ブレーキパッドを交換して鳴きが発生するようなこともあり、その場合にはブレーキローターに原因があるものと考えられます。そのため基本的には同時に交換することが望ましいと考えられています。
ただブレーキパッドのみ交換することも多くありことが実情です。ブレーキローターのエッジやクラック、錆などが見落とされてしまうとブレーキパッドが早く摩耗してしまう原因になってしまうこともあります。
ブレーキの鳴きが発生する場合に一番最初に考えられることはブレーキパッドの摩耗です。ある意味、ブレーキの鳴きはブレーキパッドを交換する合図のように思っておいてもいいかもしれません。
ブレーキパッドはメーカーによっても交換時期は変わってきますが、約10㎜程度のものであり、2~3㎜程度になると鳴きが発生するようになってきます。
このブレーキパッドが1㎜程度まで摩耗してしまうと、ブレーキ自体の効きが悪くなってきます。ここまで放置していると、重大な事故につながる可能性もありますから、速やかに業者に相談することが適切です。
ちなみにブレーキパッドの寿命の目安は走り方にもよりますが約4万キロ程度。1.6㎜以下になりますと車検も通らなくなります。
冬場は寒さによってブレーキパッドやディスクローターの柔軟性が失われてしまい固くなってしまいますから、鳴きを引き起こしやすいと考えられています。
ある程度走行して、ブレーキパッドやディスクローターのが温まってくると柔軟性を取り戻し、鳴きがなくなってきます。どうしても金属で作られているものですから、通常であれば吸収されるべき振動が、鳴きとなってしまうのです。
車には「ディスクブレーキ」と「ドラムブレーキ」といった2つの種類のシステムによって、走行時に止まることができるようになっています。
運転時のブレーキには、フットブレーキとサイドブレーキ(ハンドブレーキ)の2種類があり、走行時にはフットブレーキを停車時にはサイドブレーキを主に活用します。
このいずれにおいてもディスクブレーキとドラムブレーキが活用されています。
あと走行時に「エンジンブレーキ」を活用することがあると思います。これはエンジンの回転数を落とすことによって減速させることができるというシステムですが、これはいわゆるブレーキシステムとしてのブレーキではありません。
ディスクブレーキは車だけに採用されているブレーキシステムではなく、バイクや自転車、鉄道など幅広い乗り物に採用されているものです。
タイヤや車輪と一緒に開店する金属の円盤をパッドで挟み込んで制動(減速・停止させる)することができるシステムになっています。円盤部分をブレーキローター、挟み込むシステムをブレーキキャリパーと呼んでいます。
ディスクブレーキは外部に露出していますから、摩擦によって発生する熱を効果的に放散させることができます。そのため熱によるブレーキの変化が起きにくいというメリットがあります。
ただし露出している分、錆びやすいというデメリットもあります。
ドラムブレーキは、車輪の内部に設置されているブレーキシステムのことで、ブレーキシューをドラムの内側から外側へ圧着させることで制動させるという仕組みになっています。
構造がとても簡単で低コストというメリットがあり、さらにディスクブレーキのように露出していませんから錆びにくいということもいえます。
ただし内部構造であるがゆえに熱を放散させにくいというデメリットがあり、ブレーキ構造上において現在は後輪に採用されることが多くなっています。
また近年では安定した制動力を追及するために、前輪・後輪共にディスクブレーキを採用しているものも多くなりました。
いかがでしたでしょうか。ブレーキの鳴きの原因と対処についてお伝えしてきました。かんたんにまとめますと、3つが原因として考えられます。
ブレーキパッドの交換やブレーキローター表面の研磨などによって解決できることも多いですが、その原因はなかなか一般の人では判断つきにくいものです。
ブレーキの鳴きが気に鳴りだしたら、ぜひこの記事を参考に専門業者に相談してみてください。
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